人間であれば一度は目にしたことがあるであろうあの憎き敵。
人類の最後にして最強の敵であるであろう奴ら。
そう、ゴキブリです。
彼らとの争いは長く、人類が誕生してからかれこれ数百万年も悩まされてきました。
彼らは数で対抗してきますが、人間は彼らを一撃で仕留めるべく強力な武器を手に今まで戦ってきました。
…
さて、そんな感じで始まりましたが、皆さんの家にはゴキブリをやっつけるための殺虫剤はありますか?
僕の家にも1本ぐらいはどこかにありますが、ゴキブリが出た瞬間にその場にあるかと問われるとなかなかないものです。
そしてその殺虫剤を使える場所にゴキブリが出現したのかというと…
「しまった、キッチン周りなどに出現したために殺虫剤を使えない!」って状況も多いはず。
今日はそんな時に殺虫剤以外で使えそうなゴキブリへの対抗グッズを紹介して生きたいと思います。
殺虫レベル1 消臭剤
衣服や布団、ソファにベッドなど、家の中にある布製品にについた臭いをとるためにファブリーズやリセッシュはどの家庭にもあるのではないでしょうか?
実はこれら消臭剤はゴキブリを倒すことができるのです。
もちろんファブリーズに殺虫成分が含まれているわけではなく、ファブリーズの中に含まれる界面活性剤がゴキブリの気孔をふさぐことで、呼吸ができなくなり窒息死してしまうという原理です。
殺虫剤の成分をばら撒きたくないキッチンや幼い子供がいる場所での活躍が期待できます。
ただファブリーズはそこまで強力ではないので、ゴキブリに噴射しても速攻で死ぬということもなく、ほのかないい香りを漂わせながらガサガサもがき続ける可能性もあります。笑
僕自身、自分の部屋にはファブリーズが常備されている(意識高い)ので、ゴキブリが出現するととりあえずファブリーズをかけて動きを鈍らせた後にティッシュで処理を基本としています。ちょうど部屋もいい匂いになって一石二鳥です。笑
殺虫レベル2 アルコール除菌スプレー
ファブリーズでは物足りない、すぐに倒せない…そんな時に活躍するのがこちらの除菌スプレー。
先ほどのファブリーズと同じ窒息効果と、さらに高濃度アルコールによる気化熱(アルコールを手につけると冷たってなるやつ)で相手の体温を奪い体力を消耗させることができ、ファブリーズよりも効果的にゴキブリを殺すことができます。
キッチン用なので、食べ物のあるところで殺虫剤を使いたくない時に便利です。
キッチンであればアルコール除菌スプレー以外にもハンドソープや液体洗剤が常備されていると思うので、そちらを使ってもいいですが、このようなスプレータイプの方が標的のゴキブリに命中しやすいので、1つ常備しておくといざという時に役に立ちます。
代用できるものとして、お酒というのもあります。ただしかなりのアルコール度数が高めでないと効果は薄いようで、ウォッカやウイスキーがお好きな方であれば家に常備されているはずなので、スプレー容器に入れ替えて使用するという手もあります。
が、後で処理する時に匂いが残ってしまうのと、単純に勿体なさすぎる!ということであまりお勧めはしません。笑
殺虫レベル3 熱湯
どんな生物でも勝つことができないのが、熱という最強の武器です。
すぐに用意するというのはティファールを持っていなければ厳しいとは思いますが、水と火だけで簡単にできてしまうので、何もない時かつゴキブリを封じ込めた時には効果を発揮するかと思います。
熱湯をかけたらアレヨアレヨというまにゴキブリが死に絶えてしまうこと間違いなし。しかも水なので、全く害がないというのも魅力的な点の一つ。
ただゴキブリに熱湯を当てる際に水が飛び散るというのが難点ですね。(スプレーに移し替えてスプレーしたら冷めてしまいますし…)後正確にかけるのが結構難しい。
以前試したことがあるのですが、かけるのに手間取って結局スプレーを使ったという。笑
濡れたくないところで活用するのは難しいですし、命中率も低いですが、即死効果は絶大です。
殺虫レベル4 電気ハエたたき
ハエを殺すように作られているものですが、もちろんゴキブリにも効果は抜群です。ラケットによる打撃の威力と電撃攻撃によってゴキブリさんは一瞬で昇天してしまうこと間違いなしです。
ただ、ハエと比べて大きいので、あまりに勢いよくやると中身がわーってなって後で掃除するのが大変になってしまうので注意が必要です。笑
ゴキブリの出現による抑えられない怒りはわかりますがそこはしっかりと力加減をして対処して方が無難でしょう。
やめた方がいい撃退方法
燃やす
「近くにガスバーナーがあったからちょうどいいや、もーやそっと!」とはなかなかならないとは思いますが、あまりのゴキブリに対する怒りのせいで火を使ってゴキブリ殺そうとする人もいるかもしれません。
どうして燃やすのはやめた方がいいかというとその臭い、ゴキブリ独特の匂いが部屋の中に充満してしまうので、そのようなやり方はお勧めできません。
というか普通に危険すぎるので、やらない方がいいです。笑
掃除機で吸い込む
掃除機で吸い込めばいいという方法はよく見ますが、掃除機が壊れる可能性があるためあまりお勧めしません。
機構的に紙パックまで直結していて、途中でつまることがなければ良さそうですが、ゴキブリが死なないまま紙パックの中で生きている可能性もありますし、それを殺すためにまた殺虫剤やアルコールスプレーを吹きかけることを考えると二度手間です。
またゴキブリを吸い込んだらすぐその紙パックは捨てることが鉄則になってしまうので、エコの観点からもおすすめはできませんね。
あとがき
今回紹介したものはゴキブリ対策のために作られたものではないので、時と場合によっては効果が出ないこともあるでしょう。
ただ殺虫成分が使えなかったり、いきなり出現した時にその場にあるものでとか考えると多少活用できるかなといったところですね。
一番簡単なのは、新聞紙やスリッパで叩くといったところですが、もしその場に今回あげたものがあれば一度活用してみてはいかがでしょうか?
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